編入学生へのインタビュー (大出喬也さん)
大出喬也さん 2017年度編入学
Q1. 差し支えなければ、ご出身(大学、高専等)を教えてください。
-東北大学工学部機械知能・航空工学科 エネルギー環境コース
Q2. 雨澤研に来る前は、どういった研究をされていましたか?
-以前いた研究室では、原子力発電において発生する高レベル放射性廃棄物に対してガラス固化体処理を施して地下貯蔵する際に,地下水がガラス固化体に与える影響を評価していました。今の研究室でも酸化物セラミックスなどの材料を扱った研究を行っており,親しみを持って研究しています.
Q3. どうして雨澤研を選んだのですか?
-大学の講義で燃料電池の話を聞くことがあり,そこから燃料電池・リチウム電池の研究に興味を持ち始めました.大学院に進む際に研究室を見学させて頂いたとき,先生方や学生たちの親しみやすく,気軽にお互い話せる雰囲気に惹かれました.そこで大学院入学時に今の研究室から雨澤研に入るチャンスだと思い,第1志望で受験しました.
Q4. 雨澤研はどのような研究室ですか?
-研究室では,燃料電池・リチウム電池というライバルの多い分野で独創的なアイデアを用いた研究を行うことや大学の研究らしい現象の究明に力を入れています.敷居が高いように見えますが,普段から気軽に周りの人とコミュニケーションを取り合い,研究の発展や知識の共有を行える雰囲気,困ったときに親切にアドバイスしてくれる先生や先輩方のおかげで気軽に研究室生活をおくることができます.さらに,時間が拘束されることないので自由に研究を進めながら自分のやりたいことと両立することができます.また,一緒に飲みに行ったり夕飯をとったり,居室で色々と研究以外の話をしたりして楽しんでいます.
とにかく,この研究室ではバイク・スノボ・ランニングなどと風を感じたい人が多いです.
風を感じたい貴方,是非雨澤研究室へ!
Q5. 4月から、学部生時代とは異なる研究テーマで実験をすることになりましたが、どうですか?(研究を始めて感じたこと、難しさ、よかったこと等)
-燃料電池・リチウム電池を研究する際には両方とも化学反応と電気の知識が必要となります.「反応か・・・」,「電気か・・・」,と思い詰めて臆することはありません.先生や先輩方が丁寧に勉強のサポートをしてくれます.また,初めての実験でうまくいかない時もどうすれば良いかを教えてくれます.とにかく周りの人たちのおかげもあって快く研究できています.難しい点は,細かい作業を要する実験が多いところです.もしミスをすると何時間も掛けてやり直さないといけないので、慎重さが求められます.