教授紹介
2024年4月1日に11年ぶりに九州大学生体防御医学研究所に戻ってきた稲葉 謙次です。サイエンスには熱く厳しく、でも温厚で少し天然が入っている人間です。東北大で花開いた研究を、熱い心をもった九州の人達と共に、さらに広く加速的に展開させたいと思っています。よろしくお願い致します。
これまでの略歴
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1970年
京都生まれ (育ちも京都。カルチャーは思い切り関西です!)
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1993年
京都大学理学部化学科卒 (このときのツケがいまだ残ってます・・・)
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1998年
京都大学工学研究科博士課程卒 (感受性豊かな大学院時代。たくさんの後悔はありますが、多くのことを学びました。)
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1998年―2000年
英国Medical Research Council博士研究員 (ケンブリッジ、雰囲気は最高でした。でも自身のサイエンスは未だ開花せず)
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2000年―2001年
京都大学ウイルス研究所博士研究員 (日本で再出発!)
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2001年ー2005年
JSTさきがけ21研究員 (研究者として人生最大の成長期!?)
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2005年―2006年
JST CREST研究員 (やり残していたDsbBの結晶構造解析をついに達成!)
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2006年―2011年
九州大学生体防御医学研究所 特任准教授 (晴れてPI!でもここからが本当の勝負!)
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2011年―2013年
九州大学生体防御医学研究所 准教授 (テニュアを無事取得)
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2013年4月
東北大学多元物質科学研究所 教授 (新たな地にて、新しいサイエンスにチャレンジ!!)
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2024年4月
九州大学生体防御医学研究所 教授 (11年ぶりに古巣に戻り、サイエンスの加速的展開!!)
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現在に至る
受賞歴
- 第8回日本学術振興会賞
- 文部科学大臣表彰若手科学者賞
- 第7回日本分子生物学会三菱化学奨励賞
研究モットー
森と木のバランス、オリジナリティと競争のバランス(人を認めさせてこそ、独創性と言える)、常に新しいことへの挑戦(構造生物学と細胞生物学の融合)!
指導方針
自主性(楽しむ、そして考える)と基礎(正しい知識と手技を多く身につける)を重視しつつ、結果にもちゃんとこだわります(結果を残してこそ、一流です)。
好きなこと
実験データから分子機構を妄想すること。結果で示すこと。
嫌いなこと
その日にできることをしないこと。二流以下の考え方。根拠のない権力。