芥川研究室では 有機合成化学・物性科学・超分子化学・錯体化学・界面科学の手法を用いて、次世代の新規な多重機能性複合材料の開発を行っています。有機材料・無機材料の垣根を取り外した、ハイブリッド材料の創製に取り組んでいます。生物分子モーターの機能を取り入れた固相分子モーターの開発、有機強誘電体~強弾性体の新機能開拓、動的π電子系化合物の開発、機能性オルガノゲル~液晶性化合物の開発、らせんナノファイバー、互変異性型多重センサー分子の開発、巨大無機ナノ構造の創製、ガス吸着材料などを研究しています。
 分子デバイスの実現を目指して、ナノスケールの高機能性分子集合体、分子性導体・分子磁性体・分子性強誘電体、分子性強弾性体、有機-無機ハイブリッド材料、有機エレクトロニクスに関する研究を行っています。
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大学院生の募集 研究室では、一緒に楽しく研究ができる大学院生(修士・博士)の募集を行っています。大学院は、工学研究科 応用化学専攻になります。入試情報は応用化学専攻のHPを見てください。他大学からの入学や博士後期課程からの入学も歓迎しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。 詳細はこちら

講義予定 大学院講義「有機電子材料化学」 
2024年度開講 月1(オンデマンド)
2024年度大学集中講義 山口大学で開講予定
(お問い合わせ下さい。)

共同研究 多元研物質・デバイス領域共同研究拠点から申し込みができます(お問い合わせ下さい)。
最近の研究成果(発表論文)
  • Chisato Sato, Shun Dekura, Hiroyasu Sato, Kohei Sambe, Kohei, Takashi Takeda, Takuya Kurihara, Motohiro Mizuno, Takuya Taniguchi, Jia-Bing Wu, Takayoshi Nakamura, Tomoyuki Akutagawa, Tomoyuki, Proton Conduction in Chiral Molecular Assemblies of Azolium-Camphorsulfonate Salts,
  • J. Am. Chem. Soc. 2024, 10.1021/jacs.4c07429

  • Kohei Sambe, Takashi Takeda, Norihisa Hoshino, Walama Matsuda, Riku Miura, Kanae Tsujita, Shingo Maruyama, Shunsuke Yamamoto, Shu Seki, Yuji Matsumoto, Tomoyuki Akutagawa, Ferroelectric Organic Semiconductor: BTBT Bearing Hydrogen-Bonding −CONHC14H29 Chain, ACS Applied Materials & Interfaces. 15, 50, 58711–58722 (2023). 10.1021/acsami.3c14476.

  • Yunya Zhang, Takashi Takeda, Norihisa Hoshino, Tomoyuki Akutagawa, Crystal Design of Photodimerization and Proton Dynamics in Stilbene Dicarboxylate Salts, Crystal Growth & Design. 23, 12, 9121–9131 (2023). org/10.1021/acs.cgd.3c01212
   
 2024 8月5日 佐藤さん(DC1) 論文発表 
Chisato Sato, Shun Dekura, Hiroyasu Sato, Kohei Sambe, Kohei, Takashi Takeda, Takuya Kurihara, Motohiro Mizuno, Takuya Taniguchi, Jia-Bing Wu, Takayoshi Nakamura, Tomoyuki Akutagawa, Tomoyuki, Proton Conduction in Chiral Molecular Assemblies of Azolium-Camphorsulfonate Salts, J. Am. Chem. Soc. 2024, 10.1021/jacs.4c07429
 2024 8月3日 張君(DC3) 論文発表 
Yunya Zhang, Xin Zheng, Yuki Saito, Takashi Takeda, Norihisa Hoshino, Kiyonori Takahashi, Takayoshi Nakamura, Tomoyuki Akutagawa, and Shin-iciro Noro. Solution State-Like Reactivity of a Flexible Crystalline Werner-type Metal Complex. Angew. Chem. Int. Ed., 2024, e202407924 (1 of 5) 10.1002/anie.202407924
 2024. 7月12日  張君 学位論文予備審査
 2024. 7月  受賞 原田史織(MC1) M&BE国際学会「優秀ポスター賞」
 2024. 7月  受賞 出倉駿助教「新科学技術研究奨励賞」

 2024. 6月19日  M&BE 国際学会に参加(小野寺、原田、出倉、芥川)
 2024. 6月12日  研究室集合写真撮影
 2024. 4月10日  金沢大学 共同研究
 2024. 4月9日  新歓 北京餃子
 2024. 4月9日  新年度スタート: BC4 小笠原君、樫井君が研究室新メンバーで加入
 2024.4月4日  お花見 西公園
 2024.4月1日  新スタッフがメンバーに、 佐藤鉄先生
 2024.3月26日  三部宏平君 東北大学総長賞受賞(研究室3人目)
  2024.3月26日  雪の卒業式
  2024.3月20日  日本化学会@日大&アジア国際シンポジウム
 2024 3月18日 論文プレスリリース JACS 10.1021/jacs.4c00514 
有機メモリ素子の新たな設計指針を提案
~強誘電性と半導体特性の両立による新メカニズム~
2023.4月27日 論文プレスリリース JACS 10.1021/jacs.4c00514
単一分子だけで異なる誘電応答性を示す結晶作成に成功
お椀型分子で省プロセス・省コストの物性制御が可能な誘電材料に期待
  2024.3月8日  NIMS共同研究
  2024.3月1日  バイオオプティクス研究会
  2024.2月27日  研究室蔵王スキー
  2024.2月19日  追いコン
  2024.1月29日  インド国際学会
  2023.1月22日  広島大学共同研究
  2023.1月16日  博士論文本審査打ち上げ(三部君&溝上君)
  2024.1月9日  コアラボ@北大&札幌国際
 2024.1月5日  新年会
 2023.12月21日  忘年会@桜園。
第10回芥川賞 笠原遥太郎 「三回対称性分子に関する研究および有機合成研究環境の整備に対する貢献」
 2023.12月  陳先生からのお菓子と井手君からお歳暮。ありがとうございます。
 2023.12月14日  COREラボ第二回研究会@山口大学
 2023.12月11日  東北大ー台北科技大シンポジウム@台北
 2023.12月7日  日中有機半導体会議@名古屋大学
 2023.12月2日  出倉先生NF研究開発奨励賞 受賞
 2023.11月30日  三部君と溝上君 博士論文予備審査終了
 2023.11月11日  化バイ駅伝大会。片平1位。

 2023.11月2日  学会講演賞受賞(MC2佐藤さん)。有機結晶シンポジウム
 2023.10月24日  芋煮会
 2023.10月19日  チャパティ&カレー

 2023.10月  学会講演賞受賞(DC3三部君 IUCRポスター賞、MC2佐藤さん 日化東北優秀ポスター賞)。

 2023.9月  学会発表。分子科学会@大阪大学、日化東北@岩手大学、応用物理学会@熊本
 2023.8月22-29日  IUCR国際会議@メルボルン
  2023.8月  ラムシャブ食事会
 2023.8月2日  COREラボー台北科技大 第1回研究会@片平

 2023.7月  ウニ丼&枝豆

 2023.7月25日 暑気払い@ビール園
 2023.6月28日  4年研修(小野寺君&原田さん)
 2023.6月20日  研究室集合写真
 2023.6月15日  台湾の陳先生よりマンゴーを頂きました。

 2023.4月 ランニング部始動。

 2023.4月11日 新歓を開催。

 2023.4月4日 西公園でお花見開催。

 2023.4月 新BC4が加わりました。小野寺希望君と原田史織さん。
新MC1が加わりました。堤咲良さん、若松佳苗さん。
新DC1が加わりました。李木君。
研究生が加わりました。馬欣元さん。
 2023.3月 武田貴志講師が、信州大学理学部准教授にご栄転されました。
新天地でのますますのご活躍を期待しています。
 2023.3月25日 東北大学卒業式。
清水君、井手君、林あかりさん、林雨偵さん、今後のご活躍を期待しています。
 2023.3月22-25日 日本化学会春季年会に参加(東京理科大)。OB会

合同交流会

 2023.3月20日 還元飲み会開催。

 2023.2月25日 研究室追いコン。

 2023.1月12日 新年会。

 2023.1月8日 研究室合同スキー 富良野。

 2023.1月 武田貴志助教が、講師に昇進しました。
 2022.12月12日 忘年会

 2022.12月6日 2国間国際交流事業(高知大学)に参加。

 2022.11月30日 李木君が来日。4月から博士に進学。

 2022.11月末 国際学会でコタキナバルへ(佐藤、斉藤、芥川)。
 2022.10月18日 芋煮会。

 2022.10月9日 舟田淳司君(2014年修士)の結婚式に参加。

 2022.8月末 韓国で国際学会KJFに参加(張、三部、溝上、笠原、井手、清水、佐藤、芥川)

 2022.8月9日 暑気払いとビアガーデン。
 2022.6月 研究室集合写真

 2022.5月 たこ焼きパーティ開催。

 2022.4.13 西公園で久しぶりのお花見。
 2022.4.12 新BC4が加わりました。對馬敏高君、増子美侑さん。
 2022.4 笠原遙太郎君、瀬戸信哉君の2名が、博士後期課程に進学。
 
 2022.3.31 11年にわたり研究活動と研究室運営に尽力頂いた星野哲久助教が、新潟大学准教授として転出しました。新天地での活躍を期待しています。
 2022.3.25 2021年度卒業式。川崎渉さん、博士(工学)とご卒業おめでとうございます。
工学研究科長賞を受賞。

 2022.3.23-26 日本化学会春季年会にて口頭発表(星野、武田、張、三部、溝上、笠原、瀬戸、井出、清水、林、斉藤、佐藤)。三部宏平君が、学生郵趣講演賞を受賞。
 2022.3.13 有志で蔵王スキーツアー。
 2022.2.22 研究室内で追いコンを実施。今年は、川崎さんだけです。
 2022.2 博士論文、修士論文、卒論発表会。
 2022.1.12 研究室新年会を開催。
 2022.1.9-10 久しぶりに中村研ー芥川研合同ニセコスキーを開催。
 2021.12.22-23 日-中強誘電体国際シンポジウムを山口大学で開催しました(川崎、清水、佐藤が英語で口頭発表)。
 2021.12.12-21 PacificChemがオンライン開催となりました(星野、武田、三部、溝上、笠原、瀬戸)。
 2021.12.20 研究室忘年会を開催。
 2021.10.2-3 日本化学会東北支部会がオンライン開催となりました(笠原、清水、林)。
笠原君、優秀ポスター賞を受賞。

 2021. 9.24 東北大学9月卒業式。呉さん(博士早期修了)と趙君(修士卒)、ご卒業おめでとうございます。


 2021.9.18-21 分子科学会(北大)がオンライン開催となりました(星野、呉、川崎、張、三部、溝上、笠原、井出、清水)。
川崎渉さんが、優秀講演賞を受賞。
 2021.6.9 研究室の集合写真を撮影。

 2021.4- 新型コロナの影響で、満足がいく研究活動ができない状況が続いてます。
 2021.4 新メンバーが加わりました。新MC1 林あかりさん、井手瞭君、林雨禎さん、
新BC4 齋藤元輝君、佐藤千慧さんです。活躍を期待します。
 2021.3.25  東北大学卒業式。阿部さんと清水さんの2名が研究室を卒業しました。ますますのご活躍を期待します。
 2021.3.27
阿部さんの研究が、Chem-Stationスポットライトリサーチで紹介されました。
阿部春花、結晶格子の柔軟性制御によって水に強い有機半導体をつくる。
Chem-Stationスポットライトリサーチ、https://www.chem-station.com/blog/2021/03/sdnd.html
 2021.3.4 呉さんの研究成果が、Chemical & Engninering News, 2021, 99(8)で紹介されました。 Aromatic bowl molecules could make new electronics New candidate for organic ferroelectric materialhttps://cen.acs.org/biological-chemistry/epigenetics/
Aromatic-bowl-molecules-make-new/99/i8

 2021.3.4 古川さんによる論文執筆に隠された裏話。Shunsaku Furukawa, Ferroelectric Columnar Assemblies from the Bowl-to-Bowl Inversion of Aromatic Cores, BEHIND THE PAPER, Nature Reseach
https://chemistrycommunity.nature.com/posts/ferroelectric-columnar-assemblies-
from-the-bowl-to-bowl-inversion-of-aromatic-cores

 2021.2.3 呉さんの論文がNature Commun. 誌に掲載。同時にプレスリリース。
お椀型分子の表と裏を利用した強誘電体メモリの作製
~ナノレベル高密度メモリのための新分子デザイン~ 
Ferroelectric Crystalline Columnar Assemblies from the Bowl-to-Bowl Inversion of Aromatic Cores, Nature Commun., 12, 768-1-9 (2021). 10.1038/s41467-021-21019-4
 2021.1.25  阿部さんの論文がJ. Am. Chem. Soc誌に掲載。同時にプレスリリース。
「水に強い有機半導体の結晶格子を制御する」 ~結晶格子の硬さ・柔らかさの自在制御~
Haruka Abe, Ayumi Kawasaki, Takashi Takeda, Norihisa Hoshino, Wakana Matsuda, Shu Seki, Tomoyuki Akutagawa, Crystal Lattice Design of H2O-Tolerant n-type Semiconducting Dianionic Naphthalenediimide Derivatives, J. Am. Chem. Soc. 143, 1046−1060 (2021). 10.1021/jacs.0c11545

 2020.1.1  2021年度スタート
 2020.12
 低次元光機能光機能材料研究会より、特集号を出して頂きました。ニュースレター23号
 2020.12.16 第七回芥川賞受賞 阿部春花 「結晶格子の自在制御を可能とするn型半導体の開発」
二回目の受賞につき、芥川研殿堂入り
 2020.10.13 研究室集合写真撮影(片平)。
 2020. 9.14-16  分子科学会オンライに参加(呉、三部、溝上、阿部、趙、笠原、瀬戸、清水)
 2020. 9.1 張君(北大院環境野呂研出身)がDC1としてメンバーに加わりました。
 2020. 8.27 イリノイ大学からの交換留学生Zhu Qiongyan君が一年の滞在後に帰国しました。
 2020.8.26-27 日本化学会学協会東北支部大会オンラインに参加(呉、三部、笠原、瀬戸)
 三部君 優秀ポスター賞受賞
 2020.8.14-17 分子科学会2020オンライに学生が参加(呉、三部、阿部、笠原、瀬戸、趙、溝上)
 2020.8 DC2の川崎さんが、学振若手海外交流事業でカナダのカルガリー大学Shimizu研に短期留学。
 2020.8.17
阿部さんの論文がACS Applied Material Interface誌に掲載。同時にプレスリリース。
「水を自由に出し入れする有機半導体スポンジの作製
~水の吸脱着にともなう電子伝導度とイオン伝導度のスイッチング~

 Haruka Abe, Ayumi Kawasaki, Takashi Takeda, Norihisa Hoshino, Wakana Matsuda, Shu Seki, Tomoyuki Akutagawa, Switching of Electron and Ion Conductions by Reversible H2O Sorption in n-Type Organic Semiconductor, ACS Applied Materials & Interfaces, 12, 37391−37399 (2020)
  2020.8.5 武田助教の研究成果を論文発表
Takashi Takeda, Tomoyuki Akutagawa, Conformation change significantly affected the optical and electronic properties of arylsulfonamide-substituted anthraquinones, Chem. Commun., 56, 10564-10567 (2020).
 2020.7.7 呉さんの研究成果を論文発表 Suplemantary Coverに採択
Jianyun Wu, Takashi Takeda, Norihisa Hoshino, and Tomoyuki Akutagawa, Mixed Columnar Assembly of Ferroelectric and Anti-Ferroelectric Benzene Derivatives Bearing Multiple –CONHC14H29 Chains, J. Phys. Chem. B., 124(32), 7067–7074 (2020).
 2020.7.7 呉さんの研究成果を論文発表
Jianyun Wu, Takashi Takeda, Norihisa Hoshino, and Tomoyuki Akutagawa, Ferroelectric Low-Voltage ON/OFF Switching of Chiral Benzene1,3,5-tricarboxamide Derivative, J. Mater. Chem. C., 8, 10283 – 10289 (2020)
 2020.6.28
高橋君の研究成果を論文発表 Suplemantary Coverに採択
Masaki Takahashi, Norihisa Hoshino, Kohei Sambe, Takashi Takeda, Tomoyuki Akutagawa, Dynamics of Chiral Cations in Two-Dimensional CuX4 and PbX4 Perovskites (X = Cl and Br), Inorganic Chemsitry 59, 11606−11615 (2020).
 2020.5.22 三部君の研究成果を論文発表 Suplemantary Coverに採択
Kohei Sambe, Norihisa Hoshino, Takashi Takeda, Takayoshi Nakamura, Tomoyuki Akutagawa, Dynamics and Structural Diversity of Li+(Crown Ether) Supramolecular Cations in Electrically Conducting Salts, J. Phys. Chem. C. 124(25), 13560-13571 (2020).
 2020.4 山口大学綱島先生が、物質・デバイス領域拠点事業を利用して、多元研にCOREラボを設置。
 2020.4 新メンバー加入。清水さん&清水君(BC4)、溝上君(北大院理化より依託学生)、張君(北大院環境より研究生)として加入。



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  • 〒980-8577
  • 仙台市青葉区片平2丁目1-1
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