今回、御来仙・御来学頂く大阪大学大学院工学研究科 森 直先生による講演会を7月30日(火)15時より開催致します。
学生さんなどもお誘い合わせの上、多数のご参加を御願い致します。
会場でお会いできること、楽しみにしております。
日時: 2019年7月30日(火) 15時~16時30分頃
場所: 東北大学多元物質科学研究所 東1号館(旧反応棟1号館)3階307会議室
主催: 東北大学多元物質科学研究所・有機・生命科学研究部門
共催: 物質デバイス領域共同研究拠点、ダイナミックアライアンス、 他
講演題目:励起状態分子キラリティー ‐計算科学と分子キラリティー、絶対構造決定から円偏光発光(CPL)材料設計まで ‐
講演者 :大阪大学大学院工学研究科 森 直先生
講演要旨 :
自然界のキラリティー現象はいずれも興味深く、化学とキラリティーもその例に漏れない。講演では(1)分子キラリティーの本質を明らかとすることで応答型キラル材料の開発に展開する材料研究、(2)励起状態キラリティー制御による新しい不斉光反応系の開発研究、について述べる。これらの研究は、励起状態分子キラリティーという共通のキーワードを有する基礎研究である。
参考文献
光化学、2018, 49, 163-167.「プロペラキラリティー」
有機合成化学協会誌、2017, 75, 144-152.「電荷移動錯体の選択励起による光不斉合成」
略歴:
光化学協会賞 (2017年)
大阪大学大学院工学研究科准教授(2007年)
Alexander von Humboldt Research Fellowship(2006年)
京都大学博士(理学)(1997年)
問合先 : 和田健彦
TEL: 022-217-5608;FAX: 022-217-5609
E-Mail :hiko@tohoku.ac.jp