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【2013.3.13】共同研究拠点トップダウン研究プロジェクトB2講演会

【2013.3.13】共同研究拠点トップダウン研究プロジェクトB2講演会
主 催物質・デバイス領域共同研究拠点
共 催東北大学多元物質科学研究所・文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「ソフト界面の分子科学」
協 賛5大学附置研究所アライアンスG3・日本化学会・高分子学会・高分子学会東北支部・日本化学会生体機能関連部会・日本化学会フロンティア生命化学研究会・高分子学会バイオミ メティックス研究会 他(予定)
日 時2013年3月13日(水)午後3時~4時30分
場 所: 南総合研究棟2 大会議室 (旧材料・物性総合研究棟1号館大会議室)
題 目: 真空装置へのイオン液体導入による新規ナノテクノロジーの創出
講 師桑畑 進 教授(大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻)
概 要: 常温で液体の塩であるイオン液体は,通常の溶媒としての一般的特性も備えながら,真空でも蒸発しないくらいに蒸気圧が低いと言う特殊性を有している. 真空でも蒸発しないという特性に特に注目した我々は,イオン液体を電子顕微鏡に入れて観察するという無謀な行為を試してみた所,帯電せずに観察できると言う事実を発見した.「真空状態は,液体が存在できないドライな環境ゆえ,固体しか扱えない」という常識を打ち破るこの結果は,イオン液体をあらゆる真空装置へ導入するという大きな契機となった.電子顕微鏡を筆頭に,種々の真空計測機や真空ナノ材料製造機にイオン液体を導入することによる最新の研究動向について紹介する.
問合先:和田健彦

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