住友金属鉱山(株)との共同研究の成果が論文として掲載されました。
銅製錬プロセスに混入する固体マグネタイトの高効率除去にむけた指針を得るため、独自に開発したその場観察顕微鏡を用いて1200℃でのマグネタイト/Cu₂S間の界面反応を調査しました。SO₂ガスが界面で発生し、その気泡が界面に停滞することで反応速度が著しく低下することを明らかにしました。
Seunghwan Shin, Sakiko Kawanishi, Sohei Sukenaga, Makoto Ohtsuka, Junichi Takahashi and Hiroyuki Shibata: “Elucidation of gas formation effect on strong inhibition of magnetite dissolution in Cu2S through in-situ analysis of reactive interface”, Metallurgical and Materials Transactions B, advanced online publication.
