東北大学多元物質科学研究所の鈴木龍樹助教、奈良先端科学技術大学院大学の安原主馬准教授、海洋研究開発機構の出口茂生命理工学センター長は、カロテノイドが、柔らかな分子構造に由来する「歪みやすさ」を利用して独特の色調を生み出しており、カロテノイドの分子歪みが微粒子の光学物性(色調)に与える影響を初めて明らかにしました。天然素材が持つ本来の色調を引き出した鮮やかな着色技術や分子の歪みによって物性を制御可能な新規ナノ材料の開発などへの応用が期待されます。
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本成果はアメリカ化学会が発行するThe Journal of Physical Chemistry C誌に2022年1月21日付(米国時間)でオンライン掲載されました。