研究室の方針 1)よく遊び、よく学べ2)研究にメリハリを3)ディスカッションを活発に4)研究を面白がってやろう5)自己満足の研究ではなく他人にも価値を伝えられる研究永次研では上記のような方針で研究室を運営していきたいと考えています。まず学生さんはよく遊び、よく学ぶこと。「有機化学による生命科学の解明」を研究室の目的としていますので、学生さんは有機合成化学、物理化学、生物化学など多方面の基礎知識が必要とされます。しかし勉強ばかりしていたのでは、研究はすすみません。実験するときには集中して、実験する、勉強するときにはしっかり勉強する、遊ぶときにはしっかり遊ぶ、これが1)と2)の方針の意図です。 また学生さん同士、教員とのディスカッションは研究を進める上で非常に大事です。それぞれ自分の考え方、あるいは実験の進め方に固執すると研究の広がりがなくなり、またうまくいかない場合の解決策もなかなかうまれてきません。大いにディスカッションしましょう。 研究はつらいだけのものでは、やっている意味はありません。もちろん実験がうまくいかないときには非常につらいです。しかしそれをどうやってうまく解決できるかが、研究者にとっての楽しみです。うまくいかないときに悩むのは必要ですが、多いに悩み、考え、そして研究を面白がってやってほしいと思っています。 それから研究は最終的には「人類の幸福に役立つこと」を目指してやるものだと私は考えています。もちろん、研究によってはそのタイムスパンがかなり違い、100年後、500年後に役立つ研究もあると思います。たとえ、そのタイムスパンが違ったとしても、理想的にこの研究がうまくいったら、どんな役に立つのかということは、必ず研究として考えるべきだと思います。それが5)の方針の意味です。 新しいことにチャレンジしたい学生さん、化学と生物どちらも好きな学生さん 是非、永次研究室へ!! |