タイトル:“NMR studies of 2D quantum magnets”
講演者:Prof. Raivo Stern (National Institute of Chemical Physics & Biophysics, Tallinn, Estonia)
日時:2019年5月17日(金) 13:00-14:30
場所:東北大学多元研西1号館(科学計測研究棟S棟) 2階セミナー室
概要:核磁気共鳴法(NMR)を駆使して磁性体、超伝導体、磁性薄膜などの研究を進められてきたRaivo Stern先生にご講演頂きました。スピンダイマー系BaCuSi2O6に現れる特徴的な臨界現象が高磁場NMRでどのように見えるか、そして構造転移を抑えたBa0.9Sr0.1CuSi2O6では臨界現象がどのように変化するかをお話し頂きました。後半では、パルス磁場と組み合わせた高磁場NMRやMagic Angle Spinning(MAS)と組み合わせた試料評価手法について議論頂きました。