Nakatsuji's page
東北大学 多元物質科学研究所
出身地:京都府宇治市
IMRAM, Tohoku University
Hometown: Uji, Kyoto, Japan
【連絡先】
郵便物送付先:〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学 AIMR本館3B(西原研究室)
TEL: 022-217-5627
FAX: 022-217-5626
E-mail: hirotaka.nakatsuji.d1*tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)
[Contact information]
Mail:IMRAM, Tohoku University,
2-1-1, Katahira, Aoba-ku, Sendai, 980-8577, Japan
TEL: +81-22-217-5627
FAX: +81-22-217-5626
E-mail: hirotaka.nakatsuji.d1*tohoku.ac.jp
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[学歴]
2006年(平成23年)3月 東大寺学園高等学校 卒業
2011年(平成28年)3月 京都大学 工学部 工業化学科 卒業
2013年(平成30年)3月 京都大学 工学研究科 分子工学専攻(今堀研究室)
博士前期課程修了
2017年(令和 2年)3月 京都大学 工学研究科 分子工学専攻(今堀研究室)
博士後期課程修了、博士(工学)
[職歴]
2017年(平成29年)4月から 2021年(令和3年)3月まで
大阪大学工学研究科先端細胞制御化学(TOPPAN)共同研究講座 特任研究員(松崎研究室)
2021年(令和3年) 4月から 2023年(令和5年)3月まで
コンポン研究所(現:株式会社トヨタコンポン研究所) 研究員
2023年(令和5年) 4月より現在
東北大学多元物質科学研究所 助教
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- Hirotaka Nakatsuji
- 配向性の多孔材料の作製とその応用技術の開発
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炭素・高分子・酸化金属などからなる高い配向性(孔の向きが揃った)多孔材料の作製技術の開発とその応用研究を行っています。配向性の多孔材料は、重量当たりの強度に優れ、また流体の一方向への透過に優れることから、フィルターや反応場、構造材料、電極など幅広い分野での応用が期待できます。そこで、様々な機能性材料からなる配向性の多孔材料やその加工技術を発展させることで、世界一の・世界唯一の性能を持つ材料の開発を目指して研究を進めています。
- 生体由来高分子・ナノファイバーを用いた組織工学の研究
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生体に移植できる三次元的に培養された細胞や、生体の機能を代替できる培養組織、動物や人体実験の代替として薬物などの試験に利用できる細胞よりも生体に近い機能を持った組織の構築を目指し、その培養細胞の足場となる構造材料を私たちの多孔材料を構築する技術を生かして作製しました。
(主な論文)
- 機能性ナノ材料を用いた新しいバイオ応用技術の開拓
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ナノ材料はバルクの材料とは異なるユニークな性質を持つことから、幅広い分野で研究が行われてきました。私たちは、そのユニークな性質を新しいバイオ応用技術に応用できないかと考え、光で細胞の機能を制御する技術や薬物送達、光線治療やイメージングなどの研究を行いました。
(主な論文)
- 機械学習を利用した抗菌薬の性能予測
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機械学習による性能予測は、近年大きく注目を集める研究分野です。抗菌薬は、耐性菌の発生から常に新しい抗菌薬の開発が必要とされる分野ですが、その候補分子の枯渇や低い利益率などから開発環境は年々悪化の一途を辿っています。そこで、私たちは非常に簡易な化学構造の記述子を用いることで従来よりもはるかに計算コストが少なく、また実現の可能性が高い抗菌薬候補を提案するシステムを考案しました。
(主な論文)
Research
2017~2018年度 | 研究活動スタート支援 高密度な細胞外マトリックスを持つ革新的な正常・動脈硬化三次元血管壁モデルの創製(代表者) |
高分子学会
炭素材料学会
日本バイオマテリアル学会
日本DDS学会
日本吸着学会