レーザートラップしたエアロゾル水滴の表面張力を、表面光散乱法(準弾性レーザー散乱法)に基づき計測することに成功しました。広島大学大学院理学研究科化学専攻石坂昌司教授の研究室との共同研究(科学研究費補助金 基盤研究A)などによる成果です。
近年環境科学分野で活発に研究されているエアロゾル表面張力に関する、唯一の計測手法として発展していき、分野に大きく貢献することが期待されます。
“Spherical Spontaneous Capillary-Wave Resonance on Optically Trapped Aerosol Droplet”,
T. Endo, K. Ishikawa, M. Fukuyama, M. Uraoka, S. Ishizaka, and A. Hibara,
The Journal of Physical Chemistry C, accepted(2018). DOI: 10.1021/acs.jpcc.8b03784