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第7回東北イオニクス合同ゼミ合宿
(秋保温泉, 8/5-6, 2019)体験記 (Writer:本田)



2019年8月5日、6日に秋保温泉にて開催の、第7回東北イオニクス合同ゼミ合宿に参加しました。ゼミ合宿は、東北大学の電気化学や固体イオニクスに関する研究室である、雨澤研、川田研、小俣研、高村研、市坪研、河村研の先生方・学生が集まり、研究発表およびディスカッションを行うもので、研究室の垣根を越えての情報交換・交流ができる場として毎年開かれています。ポスターでの研究発表では、他の研究室の先生方・学生から助言を頂いたり、客観的な意見を聞いたりできたことで、研究についての今後の手がかりが得られました。他の学生のポスター発表は、自分の研究に近い内容もあれば、新鮮な内容も多く、吸収することの多い貴重な時間でした。また、1日目には北海道大学の青木先生による、水素透過膜支持型燃料電池(HMFC)の酸化物/水素透過金属ヘテロ界面における現象に関するご講演がありました。私にとって自分の研究テーマに通ずる部分が多く、非常に興味深い内容で、大変勉強になりました。夜には懇親会もあり、他の研究室の学生とも親睦を深めることができました。2日目には、パナソニック株式会社の尾沼様による、「博士課程修了者の民間企業におけるキャリアパス」という演題でのご講演がありました。博士課程に進学し、どのような3年間を過ごされたか、また、その後民間企業への就職を選択された理由などを包み隠さず本音でお話し頂けたので、より具体的なイメージを掴むことができました。私にとってゼミ合宿は、学びの多い、とても有意義な2日間でした。


ポスター発表前のショートプレゼンの様子。

ポスター発表の様子。

セミナーの最後にみんなで記念撮影。



   本田美李