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13th European SOFC&SOE Forum 2018
(Lucerne, Switzerland, July 3rd-6th 2018)体験記
(Writer:影山)




2018年7月3日~6日に、スイスのルツェルンで開催された13th European SOFC&SOE Forum 2018に参加してきました。私は学会3日目に「SOFC混合導電性空気極における電極反応がCr被毒に及ぼす影響」という題目で口頭発表しました。ランチ前のセッションだったため油断して長々と話してしまい、座長の先生からのプレッシャーを感じつつも、無事発表を終えることが出来ました!発表後にはコメントや質問を頂き、自分の研究を進める上で大変有意義な時間となりました。

今回の学会では、スタックデザインのような実際の製品に近いテーマの発表も多く、これまでに参加した学会では触れる機会が少なかった分野についても学ぶことができました。特に水素社会についての基調講演では、低炭素社会の実現に向けた取り組みが具体的な目標と共に紹介されており、ヨーロッパでのエネルギー問題や環境問題に対する意識の高さを実感しました。

スイスに到着した日とその翌日は予定が無かったので、しっかりと観光もしました! 湖のほとりにあるルツェルンの街並みはとても美しかったです。最もおススメなのは、フェリーと登山鉄道で行くピラトゥス登山です。天候にも左右されますが、山頂からの景色は絶景です。ルツェルンに行く機会がある方は、ぜひ行ってみてください!

国際学会は要旨や発表資料の準備が大変ですが、世界トップレベルの研究に触れることができ、空き時間で観光もできることを考えると非常に良い経験になります。私も自分の研究に関する知識や英語をもっと勉強して、来年もぜひ海外での発表を経験したいです。最後に、参加する機会をくださった先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

M1 影山将汰