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2018年電気化学秋季大会
(金沢, 9/25-26, 2018)体験記 (Writer:太田)



今回は、9/25~26に金沢大学で開催された秋季電気化学大会に雨澤先生、中村先生、木村先生と共に参加してきました。雨澤研からは自分を含めた学生2名が参加し、自分は「酸素脱離によるリチウム過剰系正極材料Li1.2Mn0.6Ni0.2O2の電子状態および結晶構造変化」という題目で口頭発表を行いました。本学会が自分にとって初めての学会参加であったため、発表の前はかなり緊張しましたが、何とか無事に発表を終えることが出来ました。

電気化学会は比較的規模が大きく電気化学に関する様々なセッションがあり、自分の興味のある講演を聞きに行ったり、普段聞くことの無いような講演を聞くことが出来たりと貴重な体験が出来ました。個人的に興味深かったのは、近年注目を集めているPCFCや全固体リチウムイオン電池のセッションと他セッションでの聴衆の数を比べると明らかに前者を聞きにくる人が多かったことで、いわゆる“研究のトレンド”というものを直に感じることが出来ました。

また、金沢では空き時間に観光もしてきました。金沢には一度行ったことがあったのですがその際には観光がほとんど出来ず、実質今回が初めての金沢観光となりました。金沢駅に着くや否や鼓門の巨大さに圧倒され、ひがし茶屋街や金沢21世紀美術館など少ない時間ではありましたが、金沢を満喫することが出来たと思います。

(わかりにくいですが金沢駅の鼓門です…)

最後になりましたが、今回学会に参加する機会を下さった先生方、また学会参加の手続きや発表におけるアドバイス等を下さったスタッフ・雨澤研の学生の皆さんにこの場を借りて謝辞を示したいと思います。様々な面でご助力頂きありがとうございました。


M1 太田 健斗