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第43回固体イオニクス討論会
(山形, December 5th-7th 2017)体験記 (Writer:影山)



2017年12月5日~7日に山形県の天童温泉で開催された第43回固体イオニクス討論会に参加してきました.(私の学会デビューとなりました.天童は美味しいお蕎麦有り,いい温泉有りで最高でしたよ!) 私は「パターン緻密膜電極を用いたSOFC空気極におけるCr被毒現象の解明」という題目で口頭発表を行いました.会場は想像していたものよりずっと広く,初めての発表という事でとても緊張しましたが,練習通り無事に発表を終えることが出来ました.この学会は討論会というだけあり,15分の発表後に10分の討論時間が設けられています.私の発表後にも多くの助言,質問を頂くことが出来ました.貴重なご意見を頂いた一方,勉強不足で明確に答える事が出来なかった質問もあったので,今後はさらに自分の研究への理解を深めて,よりハイレベルなディスカッションが出来るようになりたいです!

 

今回の学会ではInternational Sessionが設けられており,Fleig先生やKilner先生など,普段自分が論文を読む中で見るような偉大な先生方の講演を聞くことが出来ました.こうした先生方の講演を国内で拝聴できる機会は少ないので,とても貴重な時間を過ごせたと思います.今年は事務局が東北大学河村研究室ということで,初学会にして会場係のお手伝いもさせて頂きました.学会は発表者だけでなく,多くの裏方の人達によって成立していることを,身をもって体感することが出来ました.ハードな学会でしたが,非常に有意義な3日間を過ごすことが出来たと思います.最後に,参加する機会をくださった先生方にこの場を借りて感謝申し上げます.ありがとうございました.

    

影山