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SOFC-XIV @ Scotland & 共同研究ミーティング @ Karlsruhe, Germany体験記 (Writer:藤巻義信)



  今回は、雨澤先生といっしょにスコットランド&カールスルーエ9日間の旅へ行ってきました。ロンドンのヒースロー空港で乗り換え、はじめに向かった場所は、固体酸化物形燃料電池がメインテーマである国際学会、SOFC-XIVが開催されるスコットランドです。

SOFC-IX

前回、沖縄で開催されたSOFC-XIIIに続き、私は2回連続での参加でした。ヨーロッパを中心に、世界各国から研究者が集まり、連日、最先端の研究成果発表&白熱したディスカッションが繰り広げられていました。

遠方にも関わらず、日本からの参加者は非常に多く、SOFCに対する日本の関心の高さがうかがわれます。会場では、お世話になっている産総研のみなさんや、国内の学会でご一緒している先生方とお会いし、挨拶をすることが出来ました。

私も口頭発表の機会をいただき、鋭いアドバイス/コメントをたくさんもらうことが出来ました。いろいろな人に、自分の研究内容を聞いてもらえるのは、とても嬉しいことですね!


ポスターセッションにも人だかりが!
上下に貼られたポスターが窮屈そうでしたが、みなさん熱心に説明を聞いていました。材料評価からシステムまで、多岐にわたる研究テーマにビックリです!!

1つでも多くの発表を聴こうと、移動を繰り返し、多くの参加者と仲良くなることが出来ました。十分な数を用意していったつもりでしたが、気付けば手元の名刺は残り1枚。たくさんの若手研究者と知り合い、新たな繋がりを実感できた国際学会となりました。
やっぱり、同世代で活躍されている先輩研究者の姿を見ると、否が応でも刺激されますね! この分野にいれば、いずれまた、すぐに出会う人たちばかりです。私も負けてはいられない、もっとガンバらねば、、、と改めて感じました。


共同研究ミーティング

5日間のSOFC-XIIIを終え、そのままの足でドイツ、カールスルーエへと向かいました。2年前から続けている、共同研究のミーティングのためです!
ミーティングは近況報告から始まり、共著論文に関わるディスカッションが出来ました。お互いに必要なデータを確認しつつ、進捗状況を共有しました。論文完成に向けて、具体的なビジョンが見えてきたので、あとは私が書くだけです!!


おまけ


国際学会から、そのまま共同研究先へと向かう強行日程でしたが、今回も非常に充実した旅となりました。
食べものはイマイチ、、、と良く耳にするイギリスですが、美味しかったですよ、フィッシュ・アンド・チップス!!
たくさんの研究者と出会い、たくさん刺激をもらった、思い出に残る旅となりました。
(*^―^*)
                                                                                                         ふじまき