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━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆ ━━━━━━━━━━━━━━
★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/ 3月号 No.140 ━━━
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毎回HOTな情報をお届けいたします。
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〜 目次 〜
1)行事予定 -- 機能無機物質シンポジウム
2)研究成果 -- 新規ナノ粒子点眼薬の開発と緑内障治療への応用
3)受賞報告 -- 日本物理学会第22回論文賞
4)受賞報告 -- 高分子学会賞[科学部門]
5)受賞報告 -- 日本鉄鋼協会 研究奨励賞
6)受賞報告 -- 日本鉄鋼協会 共同研究賞(山岡賞)
7)お知らせ -- 西南大学と部局間学術交流協定を締結
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1) 行事予定
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機能無機物質シンポジウム「水素エネルギー材料の多様性」
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
日時:2017年4月14日(金) 13:10〜 15日(土)12:20
場所:東北大学 片平キャンパス 東北大学知の館
(TOKYO ELECTRON House of Creativity)3F 講義室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
主催:東北大学多元物質科学研究所
共催:物質・デバイス領域共同研究拠点、知の創出センター
人・環境と物質をつなぐイノベーション創出ダイナミック・アライアンス
参加費:無料
********プログラム*********
14日(金)
13:10 開会の挨拶
13:20-13:50 東北大学 多元物質科学研究所 亀岡 聡
「Ni-Ce-Alの水素吸蔵およびその触媒活性」
13:50-14:30 九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所
李 海文
「エネルギー利用を目指した金属ホウ素水素化物の開発」
14:30-15:10 物質・材料研究機構 西村 睦
「材料と水素、その様々な関わり」
15:40-16:20 金沢大学 理工学域 石川和宏
「放射光を利用したNb-TiNi水素透過合金の構造変化の過程」
16:40-17:20 東京大学 マテリアル専攻 阿部英司
「A synchrotron in a microscope 最先端電子顕微鏡で捉える水素原子」
17:30-19:00 懇親会(会費 3000円)
※懇親会の参加人数把握のため、参加いただける方は問合せ先まで
ご連絡ください。
15日(土)
9:00-9:40 モナッシュ大学 材料工学科 鈴木 清策
「アモルファスおよびナノ結晶合金の磁気特性:水素の影響を中心に」
9:40-10:20 北京大学 化学分子工学 李 星国
「Synthesis and their hydrogen storage properties of nanostruc
-tured Mg-based alloys」
10:40-11:20 トヨタ理研 森永正彦
「電子レベルから見た水素貯蔵材料」
11:10-11:50 (公財)電気磁気研究所 増本 健
「新しい不感磁性エリンバー・インバー合金の開発研究」
11:50 閉会の挨拶
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◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://five-star.tagen.tohoku.ac.jp/news/pdf/20170227_event.pdf
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2) 研究成果
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新規ナノ粒子点眼薬の開発と緑内障治療への応用
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多元物質科学研究所 有機・バイオナノ材料研究分野の笠井均教授らによ
る共同研究グループは、高い眼内移行性を有するナノ粒子点眼薬の開発に成
功しました。
一般的な点眼薬は角膜のバリア機能により、点眼した薬の0.1%以下しか眼
内に移行しないことが知られています。今回、笠井教授らは緑内障の治療薬
であるブリンゾラミド(商品名:エイゾプト)に難水溶化を施した誘導体を
合成し、独自のナノ粒子化技術である「再沈法」を用いて、ブリンゾラミド
誘導体を平均粒径200nmにナノ粒子化しました。このナノ粒子点眼薬は高い
薬理効果を示し、その上、光透過性が上がったことで点眼時の使用感が改善
されると期待されます。この手法は様々な眼疾患の薬理活性化合物に応用で
きると考えられ、今後、新たな眼科製剤の作製法として発展していくことが
期待されます。
この研究成果は3月14日に、英科学誌Scientific Reports電子版に掲載さ
れました。また、日刊工業新聞など複数の国内メディアで紹介されました。
対象論文:"Creation of nano eye-drops and effective drug delivery to
the interior of the eye"
DOI:10.1038/srep44229
論文掲載URL:http://www.nature.com/articles/srep44229
◆詳しくは、こちらをご覧ください
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/03/press20170309-05.html
有機・バイオナノ材料研究分野 笠井研究室
http://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/
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3)受賞報告
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日本物理学会第22回論文賞 受賞
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多元物質科学研究所 スピン量子物性研究分野の佐藤卓教授を含む研究グ
ループが2009年に発表した論文が、日本物理学会第22回論文賞を受賞しまし
た。この賞は、独創的な論文の発表により物理学の進歩に重要な貢献をした
研究者の功績を称えるために制定され、過去10年以内に発表された論文の中
から毎年5件以内が選ばれます。
受賞論文:"Observation of Magnetic Monopoles in Spin Ice"
J. Phys. Soc. Jpn. 78, 103706 (2009)
論文掲載URL:http://journals.jps.jp/doi/10.1143/JPSJ.78.103706
◆詳しくはこちらをご覧ください。
日本物理学会
http://www.jps.or.jp/activities/awards/ronbunsyo/ronbun22-2017.php
スピン量子物性研究分野 佐藤卓研究室
http://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/sato_tj/
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4)受賞報告
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高分子学会賞[科学部門] 受賞
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多元物質科学研究所 高分子物理化学研究分野の陣内浩司教授が、高分子
学会より学会賞を授与されることが決まりました。この賞は、高分子科学お
よび技術の進歩をはかるため、高分子科学、技術に関する独創的かつ優れた
業績を挙げた同学会員を対象に、その功労を顕彰するものです。今年5月に
開かれる第66回高分子学会年次大会で授賞式と受賞講演が行われる予定です。
研究題目:高分子多成分系界面の3次元形態観察およびダイナミクスの解明
◆詳しくはこちらをご覧ください。
高分子学会
http://main.spsj.or.jp/c15/gaku/gakuran.php
高分子物理化学研究分野 陣内研究室
http://etomo.tagen.tohoku.ac.jp/php/jinnailab/
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5) 受賞報告
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日本鉄鋼協会 研究奨励賞 受賞
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多元物質科学研究所 基盤素材プロセッシング研究分野の高 旭 助教が、
日本鉄鋼協会 研究奨励賞を受賞しました。この賞は、鉄鋼及びその関連領
域において優れた研究実績を挙げている若手研究者・技術者に贈られます。
受賞課題「製鋼スラグに関する基礎研究」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
日本鉄鋼協会 表彰
https://www.isij.or.jp/commendation/
基盤素材プロセッシング研究分野 北村研究室
http://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kitamura/
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6) 受賞報告
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日本鉄鋼協会 共同研究賞(山岡賞) 受賞
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多元物質科学研究所 材料分離プロセス研究分野の助永壮平助教が参加し
た共同研究グループ「低炭素高炉実現を目指した固気液3相の移動現象最適
化研究会」が、日本鉄鋼協会 共同研究賞(山岡賞)を受賞しました。この賞
には、鉄鋼の学術、技術において著しい功績のあったの共同研究が年1件選
ばれます。
受賞課題「高炉低炭素化への移動現象最適化」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
日本鉄鋼協会 表彰
https://www.isij.or.jp/commendation/
材料分離プロセス研究分野 柴田 (浩)研究室
http://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/shibata
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7) お知らせ
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西南大学と部局間学術交流協定を締結
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
2017年3月22日、中国の西南大学 材料・エネルギー学部と多元物質科学研
究所が部局間学術交流協定を結びました。
当日は西南大学から副学長の丁忠民教授ら6名、中国駐新潟総領事館から
領事教育室長と文化担当領事が多元研を訪れました。当研究所の福山博之副
所長が「東北大学と西南大学、全ての方角をカバーするこの校名のように、
発展ある学術交流を期待しています。」と歓迎の言葉を述べ、多元研の概要
を説明しました。西南大学からは、丁忠民副学長が西南大学の歴史などを紹
介し、3つの関連部局から其々紹介がありました。多元研からも4つの研究分
野が研究内容を解説しました。その後、西南大学代表団は、研究室や共通装
置室を訪れ、研究施設や設備を見学して各研究分野の教職員や学生らから説
明を受けました。
学術交流に関する意見交換後、多元研の村松淳司所長と西南大学の李長明
教授が協定書に署名しました。今回の部局間協定により、材料やエネルギー
に関する研究分野での学術交流がさらに広がることが期待されます。
◆上記の画像をクリックしますと訪問の様子をご覧になれます。
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桜前線が話題に上る今日この頃、キャンパス内の桜の蕾はまだ固いけれど、
梅やオオイヌノフグリなど少しずつ春の花が咲き始めています。
3月20日の春分の日には、冬期閉園していた東北大学植物園や仙台市野草園
が開園しました。
http://www.biology.tohoku.ac.jp/garden/
http://www.sendai-park.or.jp/web/info/yasouen/index.html
秋保大滝にある植物園も4月1日に開園予定です。
http://www.sendai-park.or.jp/web/info/akiu/index.html
マンサク、福寿草、座禅草、芹葉オウレン…
華やかな桜とは違い、ひっそりと咲く早春の花々も趣があってよいと思い
ます。
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◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
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登録・変更・削除は、こちらからお願いいたします。
↓ ↓ ↓
http://www2.tagen.tohoku.ac.jp/information/mailmagazine.html
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_/
_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network@tagen.tohoku.ac.jp
_/
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