ブックタイトルTAGEN FOREFRONT 05
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TAGEN FOREFRONT 05
多元物質科学研究所が推進する研究研究室(教授)/研究分野主な研究テーマサステナブル理工学研究センター(つづき)ノガミヒロシ素材製造プロセスの多相反応シミュレーション技術埜上洋新規エネルギー変換・貯蔵・回収プロセスの開発環境適合素材プロセス研究分野反応・伝熱高効率化のための境膜制御技術開発高温混相流動系内の物質の変形と相変化シバタヒロユキ溶融ケイ酸塩の熱物性と構造柴田浩幸Fe基合金における包晶反応・変態の速度論材料分離プロセス研究分野レアメタルのリサイクルに関わる溶融塩の構造と物性難燃性マグネシウム合金空気電池を用いた非常用電源開発ナカムラタカシ非鉄金属製錬における新規プロセス開発と環境負荷元素制御中村崇希土類金属の新規製錬プロセス・リサイクル技術開発金属資源循環システム研究分野超音波場を利用した新規技術開発(洗浄、分離、ナノ材料創成プロセス開発)「人工鉱床~Reserve to Stock~」新しい金属リサイクルへの取り組み先端計測開発センターヤナギハラ柳ミヒロ原美廣軟X線顕微計測研究分野テラウチ寺マサミ内正己電子回折・分光計測研究分野シンドウ進ダイスケ藤大輔電子線干渉計測研究分野コメダ米タダヒロ田忠弘走査プローブ計測技術研究分野高視野・高分解能軟X線顕微鏡の開発と応用極紫外リソグラフィー・マスクの実波長観察生物試料の軟X線分光顕微観察軟X線用高反射率多層膜ミラーの開発高分解能EELSによるナノマテリアルの光学物性評価法の開発と応用分光収束電子回折法によるナノ領域の精密結晶構造解析法の開発と応用ナノスケール軟X線発光分析システムの開発と材料研究への応用電子線ホログラフィーによるナノスケール電磁場計測の高精度化電磁場制御と伝導性評価のための電顕内探針操作技術の開発電場解析による帯電・電子放出機構の解明先端磁性材料、高温超伝導体、強相関電子系新物質の磁束イメージング走査プローブ顕微鏡の高度化により、原子レベルで物質を化学分析できる顕微鏡の開発電子が持つスピンをより明確に可視化し、操作する技術の開発省エネルギーと量子コンピューター等の高度情報処理の両方から期待される、分子を材料とし、スピンを利用するエレクトロニクス=分子スピントロニクスの開発高分子ハイブリット材料研究開発センターミツイシマサヤ高分子ハイブリッドナノ材料の開発三ツ石方也高分子ナノ材料の配向・配列構造制御技術の開発高分子ハイブリッドナノ材料研究分野高分子ハイブリッドナノ構造を利用した光電子機能発現高分子ハイブリッドナノ材料からなるソフト系表面・界面の特性解明オイカワヒデトシ新規有機ナノ結晶(フォトクロミックナノ結晶、錯体ナノ結晶、デンドリマーナノ粒子など)の創出と物性評価及川英俊次世代フォトニック材料を目指した有機ハイブリッドナノ結晶の集積・階層化プロセスの構築と光機能発現有機ハイブリッドナノ結晶材料研究分野多孔質および逆オパール周期構造を有する高分子薄膜の作製と光・電子(誘電)特性生理活性物質のナノ結晶粒子化とナノ純薬の創製キョウタニタカシ均一なナノ空間を反応場としたハイブリッドナノカーボンの合成京谷隆ナノカーボン材料および複合材料を用いたエネルギー貯蔵デバイスの開発ハイブリッド炭素ナノ材料研究分野炭素被覆メソポーラス構造体を用いたバイオ燃料電池の開発実用炭素材料の超精密分析とそれによる性能向上アクタガワトモユキ多重機能を有する分子性材料の創成芥川智行有機強誘電体薄膜メモリーの開発ハイブリッド材料創製研究分野n型有機半導体材料の開発有機?無機ハイブリッド型ポリオキサメタレートの材料化ナカガワマサルナノインプリント材料の開発中川勝ナノインプリントリソグラフィデバイスの創出光機能材料化学研究分野シングルナノ制御に基づく光・磁気デバイスの創出TAGEN FOREFRONT 05編集後記第5号。巻頭は2014年ノーベル物理学賞受賞研究に深く関係する教授の紹介です。この年末年始は、多元研は、天野浩先生、中村修二先生の講演会を矢継ぎ早に行い、多くの仙台や東北の高校生らが集まってくれて、大いに刺激を受けたものと思います。2人のノーベル賞受賞者に共通した、高校生への熱いメッセージは、早く好きな科目を見つけて勉強すると良い、思いは必ず通じると信じることが大切、というものでした。ごく普通の研究者がノーベル賞を受賞する、まるでアメリカンドリームのような出来事は、決して遠い世界の話ではなく、ごく身近にあることなのだ、と改めて自分の研究を振り返っています。研究って本当に面白い!と思うのは、数々の失敗のあとの、たった1回、自分の思い通りうまくいったときの、感激を味わったとき、です。そんな多元研で行われているたくさんの研究の、ほんの一端に、これを読んでくれた皆さんが、触れることができたら、編集者としてこれに勝る喜びはありません。広報委員会委員長福山博之雨澤浩史米田忠弘髙橋聡秩父重英村松淳司和田健彦新機能無機物質探索研究センターヤマネヒサノリ多元系酸化物や窒化物の新規物質探索と構造解析および結晶化学的研究山根久典活性金属を利用した非酸化物系セラミックスの新規合成プロセスの開拓無機固体材料合成研究分野ナトリウムを用いた金属間化合物の低温合成と構造解析および特性評価サイアンポウ準結晶の創製と高比強度Mg材料への応用蔡安邦準結晶の構造解析と数理モデル金属機能設計研究分野金属組織制御による触媒の調製価電子構造制御による新触媒の探索サトウツギオソルボサーマル反応によるセラミックスのパノスコピック形態制御と環境調和機能佐藤次雄可視光応答性光触媒の合成と環境浄化機能環境無機材料化学研究分野無機紫外線・赤外線遮蔽剤の開発革新的自動車排ガス浄化触媒の開発カキハナマサト白色LEDへの応用を目指した高機能な新規蛍光体の開発垣花眞人太陽光エネルギー変換を目指した新規光触媒の構築無機材料創製プロセス研究分野金属錯体をビルディングブロックとして利用した特異構造の金属酸化物および無機ー有機ハイブリッドの創製■編集・発行国立大学法人東北大学多元物質科学研究所広報委員会〒980-8577宮城県仙台市青葉区片平2丁目1番1号TEL 022-217-5204FAX 022-217-5211www.tagen.tohoku.ac.jp2015年2月27日発行取材を終えて最先端の研究成果というものはどこから生まれるのか?数多くの取材をさせていただいて思うことは、輝かしい研究の成果というものは、一足飛びに生まれるものではなく、研究室の人たちの地道な仮説・実験・検証というものの気の遠くなるような積み重ねがあるからこそ生まれるのだ、ということです。誰もがまだ見ていない「真理」というものを目指した、あくなき追求の日々。フロンティアたちの熱い格闘の現場を、読者の皆さんに伝えられたら、と思っています。49 TAGEN FOREFRONTTAGEN FOREFRONT50