ガラスの歪みを理解するためのビデオ教材

ガラスに加わる歪みをリアルタイムに撮影したビデオを掲載しています。

ガラスに力が加わっていても肉眼ではガラス自体は変化が無い様に見えます。しかし、ガラスに加わっている力を歪(ひず)みとして観察することでガラスに力が加わっていることを確認できます。「ガラスに機械的な力を加わえた時の歪み」、「熱による膨張と収縮によって生まれる歪み」、「加わった歪みの除去作業」をリアルタイムに観察しました。ガラス加工時やガラスの歪みを理解するための教材としてご活用ください。

機械的な力による歪み

ガラス管に力を加える

Φ12mmパイレックスガラス管に手で力を加えました。

ガラス板に力を加える

ガラス板(ブロック)に手で力を加えました。

減圧する

内寸3×50×100mmのガラスセルをポンプで減圧しました。常圧と減圧を繰り返しています。

熱による歪みを利用した切断

Φ18mm管の切断

Φ18mmパイレックスガラス管にやすりでキズを入れた箇所に熱したガラス棒を当てガラス管を切断しました。

Φ40mm管の切断

Φ40mmパイレックスガラス管にやすりでキズを入れた箇所に熱したガラス棒を当てガラス管を切断しました。

Φ75mm管の切断

Φ75mmのパイレックスガラス管を歪みで切断しました。※音質が悪いです。

ガラスの接合と焼き鈍しによる歪みの除去

直管つなぎと歪みの除去

Φ18mmパイレックスガラス管をつなぎ、歪みを観察しながら除去しました。つなぎ作業は一部カットしてあります。

T字つなぎと歪みの除去

Φ18mmパイレックスガラス管をT字につなぎ、歪みを観察しながら除去しました。つなぎ作業は一部カット、早送りにしてあります。

板接合と歪みの除去

厚み2mmテンパックス板を90度に接合し、歪みを観察しながら除去しました。接合作業は一部カットしてあります。