複合系制御研究分野
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研究紹介
気相、固相など2相以上の相間化学反応を利用して、形態が制御された化合物を合成し、キャラクタリゼーションを行う。酸化物核燃料の燃焼に伴って生成する核分裂生成物の影響を明らかにするために、模擬核燃料を使用した熱力学的研究を行う。その他各種ウラン化合物を合成し、物性値を測定する。レアメタルの硫化物、複硫化物を硫酸塩、硝酸塩および酸化物から炭硫化反応によって合成する研究を行う。生成物について結晶構造、不定比性との関連において電気的ならびに磁気的性質を調べ、熱力学量の測定を行う。白金族元素の硫化物について層構造あるいは微粒子など形態を制御した化合物を合成し、形態制御による素材機能の向上について調べる。形状記憶合金の性能を高めるために、CuならびにPdを添加し、急冷凝固法により試料を作製し、組織形態と結晶配列を精密に制御する。また、この合金のアクチュエーターとしての利用、生体用マテリアルとしての応用研究を進める。
研究テーマ
1.核燃料ならびに関連化合物の熱力学的ならびに固体化学的研究 2.レアメタル硫化物,複硫化物ならびに硫ハロゲン化物の合成と素材機能の評価 3.白金族化合物の精密形態制御に関する研究 4.パルスレーザー照射による化合物薄膜合成の研究 5.ウランの乾式処理法に関する研究 6.機能性新素材の急冷凝固法による組織形態制御および特性評価と微視的構造の研究
最近の研究報告
1.核燃料の熱力学的研究 2.レアメタル硫化物,複硫化物合成と素材機能の評価 3.化合物の形態制御と電気的、磁気的性質 4. ウランの乾式処理法に関する研究 5.機能性新素材の微視的構造と急冷凝固法による組織形態制御および特性評価本ホームページに関するご意見ご要望は、 こちら