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お知らせ
高温材料物理化学研究分野にてインターンシップを受け入れました

8月22日~26日の5日間、高温材料物理化学研究分野(福山博之研究室)においてインターンシップを体験した函館工業高等専門学校 物質環境工学科4年の奥村頌白さんにお話を伺いました。

奥村頌白さん(函館工業高等専門学校 物質環境工学科4年)

インターンシップ先を決めた理由は?
> 担任の先生が、多元研に所属していたということで、紹介してもらいました。材料系の研究室を希望していたので、どんな研究をしている研究室なのかを事前に調べて決めました。

インターンシップではどんな活動を?
高温の溶融合金の表面張力の測定です。研究室の学生の方や研究員の方と一緒に、純鉄と純ガリウムを秤量し、アーク溶解炉によって測定用の試料を作って、表面張力を測定しました。測定では、画像データの解析も行いました。

研究員の方と一緒に実験しました

 

 

インターンシップに参加してよかったことは?
高温で、ということもあったと思うのですが、ひとつの物質の表面張力のみにフォーカスしてデータ収集したのですが、こんなに時間が掛かるんだということに驚きました。実験用のサンプルを作る大変さなども、実際に体験して分かったことがよかったです。

将来の目標は?
今回は、物性の測定を体験したのですが、こういった測定値等のデータを元に計算をして、望むような機能を持つ新材料を予測して、実際に創って評価実験をするような、新材料を開拓する実験をやりたいです。マテリアルズ・インフォマティクスという方法論なのですが、計算を元にした新材料の開拓をやってみたいです。

福山研の安達正芳先生と

担当した安達正芳先生から「いろいろ体験して分かってくることも多いと思うので、視野を広く持って頑張ってほしい。」とメッセージがありました。奥村さんは、仕事だけでなく、趣味や生活の時間も大切にしていきたいと考えているそうです。

高温材料物理化学研究分野(福山博之研究室)