平成27年(2015年)5月11日(月)から13日(水)の3日間にわたり、東北大学片平キャンパス/片平さくらホールにおいて、「ナノ学会第13回大会」を開催する運びとなりました。
「ナノ学会」は平成14年に、日本のナノサイエンスおよびナノテクノロジーの総合学会を目指して、「超微粒子とクラスター懇談会」(平成9年設立)を改組・発展する形で発足致しました。平成15年にナノ学会創立大会が神戸で開催されて以来、日本各地で開催されてきた「ナノ学会大会」では、毎回約400名程度の方々にご参加いただいております。 本学会も設立から早10年を経過し、学際性の高い学会としての地位を確立しつつあります。ナノ構造・機能・物性からナノバイオ・メディシンにわたる会員層の充実は、「超微粒子とクラスター懇談会」が設立された当時に比べると大きく変貌を遂げています。
創立時に比べますと、その学問領域は広がっており、合成から実用化までの垂直連携をむすぶ共同研究も多くみられるようになります。そうした中、。本大会では、「ナノサイエンス、ナノ材料、そしてナノフルイド」をテーマに、基礎・基盤研究から、ナノ材料の実用化の最先端の研究まで、議論することにより、今後のナノサイエンス・ナノテクノロジー分野の学術基盤の発展と新産業技術の創出に向けて寄与していきたいと考えています。
参加者のみなさまの今後の「ナノ」に関連する研究の発展や共同研究の契機となりますよう、実行委員一同鋭意準備をすすめていく所存です。奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。