平成10年4月21日
小テスト&基本調査
裏面を使用してよい。
番号[ ] 氏名[ ]
1.平衡論、速度論について知っていることを書け。
2.モル(
mol)の定義を述べよ。
3.化学ポテンシャルとは何か、書け。
4.コップに液体を入れるとメニスカスができる。液体によってはできない場合もある。この理由を考察せよ。
5.緑茶と牛乳で酷似した物理化学現象はなにか。できれば、その現象を化学的に説明せよ。
<解答例>
平成
10年4月21日小テスト&基本調査
裏面を使用してよい。
番号[ ] 氏名[ ]
1.平衡論、速度論について知っていることを書け。
(略)
2.モル(
mol)の定義を述べよ。(略)
3.化学ポテンシャルとは何か、書け。
(略)
4.コップに液体を入れるとメニスカスができる。液体によってはできない場合もある。この理由を考察せよ。
(今度の講義で行う)
5.緑茶と牛乳で酷似した物理化学現象はなにか。できれば、その現象を化学的に説明せよ。
どちらも、コロイド溶液である。
微粒子が安定分散している。
○ ペーパ−クロマト的効果がある
○ チンダル現象が見られる
○ 塩か何かを入れると沈殿する
分散と凝集
コロイドが分散するためには、粒子間に反発力が、凝集するためには、引力が働いていなければならない。反発力=静電的相互作用 引力=
van der Waals引力この2つの力あるいはエネルギーの和によって、2つの粒子間に働く、力あるいはエネルギーが決まる。
緑茶や牛乳は、粒子間の反発力が強く、安定分散しているものと考えられる。