平成10421

小テスト&基本調査

裏面を使用してよい。

番号[               ] 氏名[                  ]

1.平衡論、速度論について知っていることを書け。

 

2.モル(mol)の定義を述べよ。

 

3.化学ポテンシャルとは何か、書け。

 

4.コップに液体を入れるとメニスカスができる。液体によってはできない場合もある。この理由を考察せよ。

 

5.緑茶と牛乳で酷似した物理化学現象はなにか。できれば、その現象を化学的に説明せよ。


<解答例>

平成10421

小テスト&基本調査

裏面を使用してよい。

番号[               ] 氏名[                  ]

1.平衡論、速度論について知っていることを書け。

(略)

2.モル(mol)の定義を述べよ。

(略)

3.化学ポテンシャルとは何か、書け。

(略)

4.コップに液体を入れるとメニスカスができる。液体によってはできない場合もある。この理由を考察せよ。

(今度の講義で行う)

5.緑茶と牛乳で酷似した物理化学現象はなにか。できれば、その現象を化学的に説明せよ。

 

どちらも、コロイド溶液である。

微粒子が安定分散している。

○ ペーパ−クロマト的効果がある

○ チンダル現象が見られる

○ 塩か何かを入れると沈殿する

 

分散と凝集

コロイドが分散するためには、粒子間に反発力が、凝集するためには、引力が働いていなければならない。反発力=静電的相互作用 引力=van der Waals引力

この2つの力あるいはエネルギーの和によって、2つの粒子間に働く、力あるいはエネルギーが決まる。

緑茶や牛乳は、粒子間の反発力が強く、安定分散しているものと考えられる。