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学生のみなさんへ

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私達の研究室では,超高密度磁気記録やスピントロニクス等の先端技術を視野に入れ,それらの基本構成要素となるナノ磁性体が示す様々な性質(結晶構造,電磁気特性等)を基礎的に調べると共に,ナノ構造を利用した新規な磁性材料の探索,さらには新しいデバイス構造・動作方式の設計や提案も進めています.このように,基礎から応用に至る縦糸を紡ぐことが私達の役割と考え,学内のみならず国内外の多くの研究者・技術者と連携して研究を進めています.そのような事情から,学生の研究テーマに関しても,スタッフも含めて誰も答を知らないような最先端の課題を与えています.もし学生本人が,大学・大学院を学問の素養を身に着ける上で最も大切な期間と自覚し,自身の好奇心と情熱をフル稼働させて取り組めば,学生といえどもそうした困難な課題をクリアすることは不可能ではありません.そうした熱意のある学生には,スタッフ全員全面的な援助を惜しまず,国内外の学会・論文発表を積極的に支援します.アルバイトやサークル活動ではなく,本分である学業・研究に専念する好奇心旺盛で意欲的な若者の参加を強く希望しています.

北上研究室と学部・専攻

工学部情報知能システム総合学科ナノサイエンスコース(応用物理学科)および工学研究科応用物理学専攻の協力講座です.毎年4月に,工学部の新4年生が研究室に配属されます.そのうち80%程度の学生が博士前期課程(修士課程)へ進学しています

履修が望まれる科目 (特に学外の方へ)

電磁気学,熱・統計力学,量子力学など,一般的な固体物性の理解に必要となる科目を履修していることが望ましいです.
 しかし,研究上は化学や金属学などの基礎知識が大きな武器になります.当研究室では装置の自作の機会も多いため,電気・電子回路や機械工作,プログラミングなどのスキルが有用な場面も出てきます.文献調査には,英語が不可欠であり,卒研・学会など,成果発表の場ではプレゼンテーションの能力が求められます.
 自分の知識・分野にとらわれず,足りないものは身につけるという気持ちで,幅広いバックグラウンドを持った学生の研究室への参加を望みます

研究・教育方針

北上研はおもに磁性体を研究対象とする実験系の研究室です.当研究室の特徴として,研究室が比較的小規模なこともあり,各学生が独立して遂行する研究テーマを持っていることが挙げられます.研究室のメンバーそれぞれが,自分で計画を立て,試料を作製・評価し,考察・議論,というプロセスを繰り返しながら研究を進めていきます.スタッフとの議論・相談は当然のことですが,週1度のゼミをとおして個々人の課題・進捗状況を学生も含めた研究室全体で共有するようにしています.
 コアタイムは設けていませんが,研究室活動は様々な面で学外とつながっています.時間を自分で管理し,社会の一員として規律ある生活を送ることが求められます.
 また,博士課程はもちろん,学部生および修士課程の大学院生にも国内外での学会・論文発表を推奨しています.研究容についてはこちらをご覧ください.

卒業生/修了生の主な進路

学科・専攻の特色を反映して,卒業生・修了生の進路は電機・機械・材料メーカーの比率が高くなっています.就職後は分野に関わらず研究/開発部門に進むケースが多いですが,大学院での研究経験や理系としての知識を生かして,技術営業職や知的財産部門などで活躍する先輩も増えています.また,博士課程修了の修了生は民間企業・大学などの研究機関に進んでいます.

学部卒・修士了
NTTドコモ,千住金属,富士通,東芝,アルプス電機,NECトーキン,旭化成エレクトロニクス,HOYA,トヨタ自動車,マツダ,NECエレクトロニクス,日立GSTなど
博士了
富士通,大阪大学,東北大学,オランダTwente大学(研究員)