研究室について
本研究室は,強磁性材料に関する基礎研究ならびに材料開発を行っています.強磁性材料の最も重要な機能の一つは安定なメモリー機能 であり,高密度磁気記録(HDD等)の形で情報化社会の基盤技術として発展を続けています.磁気メモリーの安定性は,磁化状態が熱等 の外部擾乱に強いことに因っていますが,近い将来には,この熱擾乱によってメモリー密度に限界が来ると考えられています.本分野で は,メモリーサイズの微小化によって起こる磁化の不安定性を解明し,より微小なサイズで安定な磁気メモリーの原理,開発を目指してい ます.
協力講座について
北上研究室は工学研究科応用物理学専攻および工学部情報知能システム総合学科ナノサイエンスコース(応用物理学科)の協力講座で
す.詳しくはこちらをご覧ください.
研究室見学は随時受け付けておりますので,お気軽にご連絡ください.
更新情報/最新ニュース
2017/04/01 メンバーを更新しました.
学科指定の日時以外でも,研究室の見学は随時受け付けておりますので,お気軽にご連絡ください.
お知らせ
研究員募集中
現在,以下の研究テーマに関してポスドクを募集中です.興味のある方はこちらをご覧ください
----電子線リソグラフィーによる磁性体の微細加工ならびに単一ナノ磁性体の磁化反転計測
----プローブ顕微鏡を用いた磁性体の表面加工
----ナノ磁性体のダイナミクス計測
ご連絡はこちらまで.(送信時,アドレスに@tagen.tohoku.ac.jpをつけてください. ★薄膜作製技術・微細加工技術・高周波測定技術のいずれかに精通されている方がのぞましいです.