研究室について About KAWAMURA lab.
河村研究室では固体中のイオンの動きをレーザーとNMRを用いて研究し、 新規物質開発や環境・エネルギー問題の解決につなげることを目指します。
河村教授より一言 From Professor Kawamura.
これまで5年間の多元研所長時代は、第一線を離れて桑田先生はじめ研究室スタッフと院生・学生の皆さんに活躍いただきましたが、 この4月から研究室にもどって来ました。 所長時代には、多くの方々から多元研の発展に御支援・御協力いただきありがとうございました。 6月から桑田先生が准教授に昇任され、これまで以上に研究室を牽引してくれるでしょう。 研究テーマは、 (1)パルスレーザー蒸着(PLD)法による全固体薄膜リチウム電池の研究 (2)核磁気共鳴(NMR)と磁気共鳴イメージング(MRI)を用いたリチウム電池や燃料電池の研究 の2つを中心に、 それを支える基礎的な学問分野として、 (3)固体イオニクスとガラス・アモルファス物質の学理 を積み重ねてゆきます。 本研究室は、理学研究科・物理学専攻の協力講座です。 産学連携にも力を入れ、 社会人ドクターや海外からの留学生、外国人ポスドクなども積極的に受け入れています。 御興味のある方は、遠慮無くお知らせ下さい。

研究テーマ Research topics.
- パルスレーザーデポジッション(PLD)法を用いたイオン伝導性ガラス薄膜の作成と全固体薄膜電池への応用
- 核磁気共鳴(NMR)法を用いた固体イオニクス材料の構造とダイナミクスの研究
- NMRイメージング(MRI)を用いたリチウムイオン電池のダイナミクスの研究
- 燃料電池用触媒の開発
- イオン液体を用いた希少元素抽出
- 過冷却液体・ガラス転移領域でのイオンダイナミクスの研究
お知らせ General info
- 2015/11/25-11/27 第41回 固体イオニクス討論会 (北海道大学工学部フロンティア応用科学研究棟)
- 2016/03/19-03/22 日本物理学会 第71回年次大会 (2016年) (東北学院大学 泉キャンパス(仙台市泉区))