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メールマガジン

Mail Magazine 7月号

メールマガジン 2013年 7月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013年7月号 No.96 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1)行事予定 — 東北発 素材技術先導プロジェクト 第2回シンポジウム

2)行事予定 — 第3回 新機能無機物質探索研究センター
       シンポジウム 講演会

3) 受賞報告 — 日本結晶成長学会ナノエピ分科会 研究奨励賞

4)研究成果 — 1つの電極で4色に変化するエレクトロクロミズム
       デバイスの開発

5) 新聞掲載 — 河北新報の「科学の泉」に執筆掲載

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    1) 行事予定
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    東北発 素材技術先導プロジェクト 第2回 シンポジウム
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 多元物質科学研究所の栗原和枝教授と中村崇教授が研究代表を務める「東北発 素材技術先導プロジェクト」が、第2回シンポジウムと情報交換会を開催します。みやぎ産業振興機構理事長による基調講演やプロジェクト成果報告などが予定されております。
 ご参加を希望される方は、参加申込みをお願い致します。
       
 日時:2013年7月30日(火)14:00~17:20
    (情報交換会 17:30~19:00)
 会場:ウェスティンホテル仙台2F「Grand Ballroom」
    仙台市青葉区1番町1丁目9番1号

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    2) 行事報告
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    夏休み大学探検2013
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 2013年8月19日13時より、新機能無機物質探索研究センターの第3回 シン
ポジウム講演会を、多元物質科学研究所にて開催します。

  日時:2013年8月19日(月)13:00~17:20
  場所:東北大学片平キャンパス
     南総合研究棟2(材料・物性総合研究棟I)1F 大会議室
    (または事務部棟2F 大会議室)
    〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1

  主催:多元物質科学研究所 新機能無機物質探索研究センター

  参加費:無料 *懇親会参加費:2,000円(予定)

***スケジュール***
13:00- 13:05  開会の辞 東北大学多元物質科学研究所 所長
                          河村純一 教授
13:05- 13:50  招待講演 東京工業大学理工学研究科 八島正知 教授
 「イオン伝導性セラミックス、強誘電体および光触媒の結晶構造と機能」
13:50- 14:35  招待講演  大東化成工業株式会社 田中 巧 常務取締役
  「無機化合物の粒子形状制御により発現する機能性の化粧料への応用」
14:50- 15:35  招待講演  大阪大学大学院工学研究科 山下弘己 教授
    「ナノ構造制御した触媒の設計と機能開発」
15:35- 16:20  招待講演  学習院大学理学部 稲熊宜之 教授
    「極性構造をもつ新規LiNbO3型化合物の高圧合成と機能開拓」
16:30- 17:15  依頼講演 東北大学多元物質科学研究所 垣花眞人 教授
    「鉱物にヒントを得た溶液並列合成法による新規蛍光体探索」
17:15- 17:20  閉会の挨拶 東北大学多元物質科学研究所
           新機能無機物質探索研究センター長 佐藤次雄 教授
18:00- 19:30 懇親会
       
◆問合せ先・懇親会申し込み先など、詳細はこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/center/CENIM/symposium/sym_news_20130819.html

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    3) 受賞報告
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    日本結晶成長学会ナノエピ分科会 研究奨励賞
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 6月20-22日に大阪大学で開催された日本結晶成長学会ナノエピ分科会にて、
多元物質科学研究所 高温材料物理化学研究分野の安達正芳助教が研究奨励
賞を受賞しました。
この賞は、結晶成長の次世代を担う若手研究者の育成を目的として、結晶
成長及び関連の研究の発展に貢献する優秀な論文を発表した若手会員に授与
されます。

受賞題目:「Ga-Al液相成長法により成長したAlNの極性と成長メカニズム」

◆詳しくはこちらをご覧ください。
日本結晶成長学会ナノエピ分科会
http://www.jacg.jp/jacg/japanese/nanoepi/main.html

◆高温材料物理化学研究分野 福山研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=17

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   4) 研究成果
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     1つの電極で4色に変化するエレクトロクロミズムデバイスの開発
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 昨年度に多元物質科学研究所を定年退職された宮下徳治 東北大学名誉教
授が、山形大学理学部の松井淳准教授らと共に、新規エレクトロクロミズム
デバイスを開発しました。
 これまで1つの電極は1色しか表示できませんでしたが、研究グループは今
回、色素と反応する電位が異なる電気活性高分子に着目し、1つの電極を青、
黄、透明、青+黄、の4色に変化させることに成功しました。2層のプルシア
ンブルーの間にルテニウム錯体を含有した高分子を電気活性高分子として挟
んだ3層構造を作成し、これに電圧をかけると0.8Vでは電極側のプルシアン
ブルーのみが電子を受け取り青+黄に発色、1.2Vでは両側のプルシアンブ
ルーが黄に変わりました。
 この原理に沿って色素や高分子材料、電圧の組み合わせを最適化すること
で、他の色も同様に変化させることができると期待されます。

 この成果は、2013年6月6日付の化学工業日報で紹介されました。

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   5) 新聞掲載
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     河北新報の「科学の泉」に執筆掲載
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 7月23-28日の河北新報の「科学の泉」に宮下徳治 名誉教授(東北大学
多元物質科学研究所)が執筆された「高分子物質(全6話)」が掲載されて
おります。
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先日ユネスコの世界文化遺産に登録された富士山。

ここ数年の登山ブームと相まって登山客の急増が懸念されていますが、
この夏の混雑はどうなることでしょう。

混雑した山を避けたい東北の方々は、出羽富士(鳥海山)や南部片富士
(岩手山)、津軽富士(岩木山)などに出かけてみては如何でしょうか。
体力が心配な方には、標高553mの加美富士(薬莱山)もあります。

探してみると、日本全国に郷土富士がありました。
改めて、日本人の富士山好きを感じます。
この夏は、○○富士から登山を始めてみませんか。
       

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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