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メールマガジン

Mail Magazine 6月号

メールマガジン 2010年 6月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010年6月号 No.60 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1)行事予定 — 高分子・ハイブリット材料研究センター発足&
       有機・生命科学研究部門ジョイントシンポジウム

2)行事予定 — 飯島澄男先生 文化勲章受章記念講演会

3) 行事予定 — MPS2010国際会議

4)研究成果 — 軟X線多層膜ミラー形状の乱れを0.1nm精度で制御する
       技術の開発に成功

5) 受賞報告 — 日本顕微鏡学会 学会賞&論文賞

6) 受賞報告 — 日本セラミックス協会 学術賞&JCerSJ優秀論文賞

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    1) 行事予定
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    高分子・ハイブリット材料研究センター発足&
    有機・生命科学研究部門ジョイントシンポジウム
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日時:2010年7月5日(月)10:00~17:15(懇親会17:30~19:30)
 場所:東北大学片平キャンパス 材料・物性総合研究棟1号館1階 大会議室
    〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 
    (懇親会:多元研事務棟2F大会議室)
 参加費:無料 (懇親会参加費:3,000円)

 主催:多元物質科学研究所 高分子・ハイブリッド材料研究センター,
  有機・生命科学研究部門,ソフトナノ材料研究ステーション(SNAMS)
 協賛:日本化学会・高分子学会・有機合成化学協会・日本薬学会・
    東北ポリマー懇話会

  ◆講演プログラム等、詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/www70/index.php?content_id=14

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    2) 行事予定
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    飯島澄男先生 文化勲章受章記念講演会
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 飯島澄男先生は、カーボンナノチューブの発見者として、広くその名が知
られています。この発見の舞台となった電子顕微鏡を使った研究は、約50年
前、東北大学(旧)科学計測研究所(現在の多元物質科学研究所)での電子顕微
鏡との出会いから始まりました。
 先生は昭和43年4月から昭和49年6月まで旧科学計測研究所に在職され,昨
年11月文化勲章を受章されました。その受章を記念しまして、受章記念講演
会及び懇親会を以下により開催することとなりました。
 皆様お誘い合わせの上、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

(記念講演会)
 日時:2010年7月10日(土)16:00~17:30
 会場:東北大学片平キャンパス 材料・物性総合研究棟1号館1階 大会議室
 演題:「カーボンナノチューブの発見」
 主催:多元物質科学研究所、丘友会(旧科学計測研究所同窓会)

(懇親会)
 日時:2010年7月10日(土)18:00~
 会場:東北大学片平さくらホール
 参加費:一般3,000円、学生1,000円

参加申し込みは、下記連絡先宛てに電話かメールで6月30日(水)までにお申
し込みください。
先着順となりますので、お早めに申し込みください。
 連絡先:多元物質科学研究所 事務部総務課長 及川義孝
 TEL:(022)217-5202; MAIL:yos-oika*bureau.tohoku.ac.jp
    メールは*を@に変えて送付してください。

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    3) 行事予定
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    MPS2010国際会議
    International Conference on Many Particle
    Spectroscopy of Atoms, Molecules, Clusters, and Surfaces
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 多粒子相関分光の最先端研究に関するホットな議論と迅速な情報交換を目
的とするMPS 国際会議は、これまで2年おきに欧州各国で開催されてきまし
た。17回目を数える今回の会議は非欧州国での初めての開催としてとりわけ
特徴づけられ、光、電子、多価イオン等と標的物質との衝突動力学や標的電
子構造を中心テーマとして議論します。
 衝突で生成する荷電粒子間のベクトル相関の測定や少数多体系散乱理論な
ど実験・理論の基礎研究を主とする一方で、標的とする対象は原子、分子、
クラスター、生体分子、表面など多岐にわたります。

 日時:2010年9月4日(土)~7日(火)
 場所:東北大学 片平キャンパス さくらホール
    〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
 主催:MPS2010実行委員会・東北大学多元物質科学研究所

 講演申込締切り:2010年6月30日(水)
 事前参加登録締切り:2010年7月31日(土)

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    4) 研究成果
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    軟X線多層膜ミラー形状の乱れを0.1nm精度で制御する技術の開発に成功
    ~解像度10nmの超高性能結像系の開発を加速~
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 多元物質科学研究所の津留俊英助教、羽多野忠助教の研究グループは、軟
X線多層膜ミラーの反射波面を0.1 nm 精度で制御できる新しい技術の実証実
験に成功しました。
 軟X線は可視光の波長の1/10 から1/100 程度の波長が短い光で、通常の“
レンズ”や“ミラー”が使えない光ですが、2種類の物質を交互に積み上げ
た多層膜ミラーは軟X線を反射させることができます。軟X線と多層膜ミラー
を用いれば、高分解能な拡大像や縮小像を得ることができるため、顕微鏡や
望遠鏡のキーコンポーネントとして開発が行われています。
 この成果は、日本放射光学発行の会誌「放射光」に掲載され、5月号の表
紙を飾りました。本研究は、独立行政法人科学技術振興機構産学イノベーシ
ョン加速事業先端計測分析技術・機器開発の支援のもとに行われました。

 ◆詳しくは、こちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2010/06/press20100603-03.html

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    5) 受賞報告
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    日本顕微鏡学会 学会賞&論文賞
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 多元物質科学研究所 電子線干渉計測研究分野(進藤研究室)の方々に、
日本顕微鏡学会より下記の賞が贈られました。

<学会賞(瀬藤賞)>
受賞者:村上恭和准教授
業績題目:『電子顕微鏡法による固体の相変態現象に関する先導的研究』

<論文賞>
受賞者:進藤大輔教授、笠原健裕
業績題目:『ローレンツ顕微鏡法と電子線ホログラフィーによるMn-Znと
    Ni-Znフェライトの磁区構造と磁束分布のその場観察』

 ◆詳しくは、こちらをご覧ください。
日本顕微鏡学会
http://www.microscopy.or.jp/index.html

電子線干渉計測研究分野 進藤研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=57

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    6) 受賞報告
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    第64回(平成21年度)日本セラミックス協会
    学術賞&2009 JCerSJ優秀論文賞
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 日本セラミックス協会より、多元物質科学研究所の教授二方に下記の賞が
贈られました。

<学術賞>
セラミックスの科学・技術に関する貴重な研究をなし、その業績が特に優秀
な方々に贈られる賞です。

受賞者:佐藤次雄教授
業績題目:『ソルボサーマル反応による環境調和機能セラミックスの作製』

<2009 JCerSJ優秀論文賞>
 2009年にJournal of the Ceramic Society of Japanに掲載された279報か
ら、編集委員の推薦、選考委員会での審議と投票を経て、以下の論文を含む
4件が2009年のJCerSJ優秀論文賞に選ばれました。

受賞論文:”Preparation of water soluble silicon compound and its
application for synthesis of (Y,Ce,Gd)2SiO5 blue emission phosphor”
    「水溶性ケイ素化合物の調製方法及びこれによる(Y,Ce,Gd)2SiO5
    青色蛍光体の合成」
著者:Yoshihito SUZUKI and Masato KAKIHANA (Tohoku University)
出典:J. Ceram. Soc. Japan Vol. 117[3]330-334 (2009)

 ◆詳しくは、こちらをご覧ください。
日本セラミックス協会
http://www.ceramic.or.jp/index_j.html

環境無機材料化学研究分野 佐藤研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=45

無機材料創製プロセス研究分野 垣花研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=38

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 1年が12ヶ月ある中で、祝日がないのは6月と8月のみ。
 8月はお盆や夏休みがあり、世間にはお休み気分が漂います。
 つまり、6月だけが平日で埋められた月。
 そんな中、ローカルな記念日ですが、6月22日は東北大学の創立記念日で
 した。
 
 6月で全国的に馴染みがある日は、夏至や父の日でしょうか。
 北半球において一年中で一番昼が長く夜が短い夏至。
 2010年は、6月21日でした。

 その前日20日が、今年の父の日。
 父として、子として、どんな一日を過ごされましたか。

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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